ホンダの広報担当篠塚さんによれば、ガソリン1リットルあたりのCO2排出量は2321.7グラムで、この数字を燃費で割れば簡単に計算ができるそうだ。例えば燃費10km/L 走る車は、1リットルのガソリンで10km走り、CO2を2321g排出する。つまり1kmあたり232gのCO2排出ということで,結構な量である。
参照: http://www.jafmate.co.jp/jaf_eco/form1.html
各自動車メーカーを代表する車が、どのくらいCO2を排出量しているのか?
参考HP:http://www.comcar.co.uk/dir1in.cfm
たしかにトヨタのプリウスのCO2排出量は少ない。環境に優しい車と言えるだろう。このイメージでトヨタは世界的に売り上げを伸ばし、生産台数世界一を目指す優良企業となった。しかし同じ走行距離を走った場合、100台のプリウスと50台のべンツではベンツの出すCO2の方が少ない。つまり自動車メーカーが出すCO2の排出量は、生産台数と大きく関与している。
日本でCO2排出量が一番多い自動車メーカーはトヨタ。
ということで、各社の2005年における世界生産台数を調べ、1kmあたりの排出量にその生産台数を掛けて、CO2の合計排出量を出してみた。
ホンダの福井社長のスピーチで発表された数字を参考にすると、2005年、ホンダ車1台あたりのCO2排出量平均は1kmあたり179g。そして生産台数が3365万台であるから、合計CO2排出量は579トン/kmとなる。
参照:http:// www.honda.co.jp/news/2006/c060517a.html
ちなみにこれは車が1km走行した場合である。車というのは年平均1万km走るらしいから、少なくとも年間466万トンのCO2を排出したこととなる。
こうして計算すると、トヨタはHINOなどを含むグループ合計で1390万トンという桁違いのCO2を排出している。これは国内で2番目に多い日産、ホンダ、三菱、MAZDA(CO2排出量の多い順)の4社の合計よりも多いのである。また世界全体でみてもGM(ゼネラルモータース)に続き2番目に多い排出量を出していることとなる。
車がいくら環境に優しくなったとしても、その走行台数が増えれば増えるほどCO2の排出量も増え続けることはあきらかだ。
トヨタは日本国内のリコール台数が増え続けているにもかかわらず、中国の天津やロシアなどで生産工場を増やし、世界グローバル的に増産をしていく予定だと言う。日野とダイハツを含むトヨタ・グループで2005年には823万台だった世界生産台数を2006年には906万台まで増やす計画である。そのうち35〜40万台をハイブリット車で生産するというが、生産台数が10%伸びるという事は、CO2の排出量もほぼ同数だけ増えるのである。
「本社の生産計画に基づいて」「現地での雇用を生み出すために」という言葉は、経済的には良いだろう。ただ地球への環境負荷という視点で見た時、それは会社としての利益を増やし続けたいという私利的な欲でしかない。
いくら「ハイブリットカーで対応(2010年代半ばに100万台を予定)」「植林などの環境事業をしている」と言っても、世界中でトヨタ産の車が排出するCO2は上記のように莫大な量である。
記者が「すでに世界でもトップクラスの利益を出している会社なのだから、前年と同じ生産台数で持続可能な未来を意識した経営をお願いしたい」と懇願しても、「鉄鋼業など他の産業もCO2を排出しているわけですし」「まだまだ車を必要としている地域があるわけですし」と答えるトヨタの広報担当者とは平行線の議論でしかない 。
地球温暖化に対する社会的な責任は、植林事業などで済むものでは決してない。「毎年利益を増やさなければいけない」という呪縛のような企業の方針は、株価を上げるためという自己営利的な欲望である。自分達の会社が作った製品が地球温暖化に悪影響を与えているのだから、程よい利益(それでも充分な利益ではないか)でOKというグローバルな発想は全くない。
いったいトヨタという企業が果たす社会的責任とはなんなのだろう?改めて考えさせられてしまう。こういう会社がグローバル企業というのだろうか?となるとグローバル企業とは世界中で、地球に負荷をかけ続ける会社のことを言うのだろう。
http://www.pinxnake.com/x_cgi/mt/mt-tb.cgi/1253
レンタカーとかのサービスにもっと力を入れればいいような気が、、、
画期的なサービスとか産まれないかな〜?
企業の発展にも繋がって、人の為になって便利になって、地球環境にいいの、、、
Posted by shige : 2007年01月24日 00:01



